7月17日に開催されたカンボジア・チャリティ・ロックフェスでは、お越しいただいた皆さんのおかげで、当初の予想を遥かに上回る金額の支援金を集めることができました。
本当にありがとうございました。
チケット代、協賛金や募金などの総額が570,878円。
そこから場所代や運営費などを引いた金額が263,878円です。
皆さんからお預かりした支援金をいかに使うかについては、フェスを共に企画運営した幼なじみの二人、(株)インスパイアリング代表の増田博道さん、(株)feem代表の中村美佐江さんと協議を重ねました。
当初予定していたのはノートとボールペンでしたが、それを購入する以上に多くの支援金が集まったからです。
悩んでいた中、ふと僕の心の中に深く入ってきたのは、第二次世界大戦後の日本で少年時代を送った70代の方からのお話でした。
「あの頃、何もない時代に、学校からスケッチブックと色鉛筆を支給された時は嬉しかった。いろんな色が入っていてね。モノクロの世界がカラーに変わったようでしたよ。自由を感じましたね。」
現在のカンボジアは、僕の印象では、日本の戦後が30年間続いているようなものです。
あのポルポト派の大虐殺により、知識人、文化人、教師たちが殺されてしまったことによって、カンボジアの復興は驚くほどに進んでいません。
復興の鍵は教育です。
カンボジア・チャリティ・ロックフェスというせっかく文化的なイベントを実現したのだから、子供たちにプレゼントする物も文化的な物であってほしいとも思いました。
そこで、子供たちにプレゼントするのは、バンティアイチャックレイ中学校に通う生徒全員分のスケッチブックと色鉛筆ではどうかと提案したところ、幼なじみの二人も賛成してくれました。
8月19日に訪れたJHP・学校をつくる会の方からも「情操教育になる」と言っていただき、いま物資の調達に動いてくださっています。
その他に学校に寄贈する物としては、本棚を何台かと辞書を中心とした書物、そして4つある教室の全室で飾れる分の額に入れた生徒全員の集合写真(と建設途中の新校舎の写真とを組み合わせた物)と、贈呈式で生徒全員で飛ばすジェット風船です。
9月8日、バンティアイチャックレイ中学校にて新校舎の贈呈式が行われます。
そこに、新曲を引っさげて、参加することになりました。
そうです。
またカンボジアに行ってきます。
カンボジアと日本を繋ぐような歌が出来たのです。
貧しい国に生きる人々の誰もが共感できるような、いや、裕福な国に生きる貧しい人たちも共感できるような、いや、今を生きる人間であれば誰もが共感できるような歌に仕上がったと思っています。
約400人ほどの子供たちと、式典に集まる関係者や来賓の方々たちの前で、エレキギター1本抱えて思いっきり歌ってきます。
その模様はビデオに収めて、後日YouTubeなどで発表する予定ですので、どうぞ期待して待っていてください。
それではまた。
ありがとうございました。
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