2014年12月31日水曜日

KOSMICを応援してくださったみなさん、ありがとう! 2014年、ありがとう!


ライブを観に来てくれたみなさん、何度も足を運んでくださったみなさん、毎回聴きに来てくれたみなさん、一年間応援本当にどうもありがとうございました。KOSMICをはじめギターの河野ハイジもドラムの菅田典幸も、みなさんの期待に応えられるように毎回全力で挑みました。一つ一つのライブが、いい思い出です。

生き物が食べ物を必要とするように、車を走らせるにはガソリンが要るように、人間にはいい音楽が必要なんだと思います。

これからも、みなさんのポジティブパワーの活力源となるようなエナジーに溢れた音楽を、ライブの場で、録音の場で、作り続けていきたいと思います。

2015年も応援よろしくお願いします。

どうぞ良いお年を。


KOSMIC


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2014年9月29日月曜日

メンバーを紹介します。

今年は思いのほか早く秋がやって来て、過ごしやすい毎日がつづいております。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

三月から毎月一回のペースでライブを行ってきた新生KOSMICの活動も十月で八ヶ月目を迎えます。二度と同じライブはやらないことをモットーに、さまざまな試みを重ねてきたこのバンドも、いよいよ秋刀魚のように油がのってまいりました!

9/13下北沢モナレコーズでのライブは、ドラム+アコギ+エレギという初めての編成、さらに”WHAT IS LIFE”ではKOSMICがハーモニカを持ってラップするという初めての試みにも挑戦しましたが、おかげさまでご好評のうちに幕を閉じました。

ちょっと盛り上がりすぎてしまったせいでしょうか。いつも楽しみにしているメンバー紹介を、うっかり忘れてしまいました。

そこで今回は、いつもライブでKOSMICを支えてくれている二人のメンバーについて詳しく紹介してみたいと思います。

まずは、On drums、菅田典幸(スガタノリユキ)。

まず名前がかっこいいです。
姿三四郎のようではないですか!
プレイの方も、まさに勝負師のように一瞬一瞬に集中したプレイ。本番でも、リハーサルでも、毎回違ったことをやります。
でもそれでもなりたってしまうところが、この人のスゴいところ。
「Kosmic Groove Lesson」というのを特別に開いてくれていて、リズムの秘密について、教えてもらっています。ニューアルバム『KOSMIC』のマスタリングをお願いした東京録音の塩田浩さんもそうなのですが、優れた音楽人というのは、直感的な面と理知的な面とが双方ともに際立った人を言うのかもしれません。まさに教授です。

教授といえば、坂本龍一。
バンドとしてのKOSMICをYMOにたとえると、天才=スガタさんが坂本龍一。プロデューサー的なKOSMICは細野晴臣、装飾部担当のハイジくんは高橋幸宏、となるでしょうか。

う~ん、ちょっと無理があったかもしれません。

むしろ、スガタさんはハンソロ船長、KOSMICはルーク・スカイウォーカー、ハイジくんはチューバッカー、という感じでしょうか。
つまり、ルークがいなければストーリーは始まらないけれど、一番かっこいいのはハンソロで、一番可愛くてしかも頼りになるのはチューバッカー。(『スターウォーズ』を観たことがない人にはなんのことか分からなかったですね)。
スガタさんとハイジくんは、KOSMIC以外にもnoomFULL SWINGなどでも共に活動している名コンビです。

スガタさんは、そのほかにも、AnnELEKIBASSなどにも参加していて、有名なところでは、女性シンガー、SILVAのバックを務めたりもしていますが、まだぼくの知らないさまざまの仕事にも関わっていると思いますので、詳しくはライブのときにでも本人に聞いてみてください。きっと気さくに話してくれるはずです。とてもスガスガしい性格のスガタさんです。

そして、On guitar、河野ハイジ(コオノハイジ)。

アルバム『KOSMIC』収録の"QUESTIONS""INDEPENDENCE DAY"でギターソロを弾いてくれているのは彼です。今回、ライブのためにバンドを結成するにあたってまず声を掛けたのも彼でした。
とにかくいいギタリストで、歌をけっしてジャマしない絶妙のバッキングにくわえて、ソロをとっても素晴らしい。ぼくはもともとギタリストなのですが、彼に思う存分バンドの中で泳ぎ回ってもらいたいと思ったのが、今回ベースに転向しようと決めたきっかけでした。

スガタさんと一緒に参加しているnoomFULL SWINGのほかに、videobrotherナガサカマサシ&夢見る港などでも活動しています。こちらの方も、まだまだぼくの知らないプロジェクトに関わっていると思いますので、ライブ会場でぜひ声を掛けてみてください。いいギタリストであるうえに、めったにお目に掛かれないほどいい奴です。きっといい気分にさせてくれると思います。

ぼくが初めて彼らの演奏に接したのは、長坂雅司(ナガサカマサシ)というシンガーソングライターのライブを観に行ったときでした。そのバンドは、その後noomと名乗ってアルバムを一枚発表し、リバティベルでのソロ時代を終えてバンド編成でライブを始めたKOSMICと、なんどか一緒にライブもさせてもらっていました。彼らのステージを観ながら、なんて素敵なバンドだろうと聞き惚れていたものです。

あのとき見ていた二人が、いま自分と同じステージに立って、同じバンドで演奏しているのですから、時の経過というのは不思議なものです。そして、ぼくは本当にラッキーだと思います。

長坂雅司は、いま、ナガサカマサシ&夢見る港というプロジェクトをメインに活動しています。

ぼくは日本の音楽を聞くことがあまりないので、日本のミュージックシーンにおいてどうこうということはよく分かりませんが、彼の作る音楽は、洋楽に親しんできた耳にはすこぶる心地のいい音楽です。なによりも曲作りを大切にしていて、しかもバンドで演奏したときのアンサンブルのセンスの良さが抜群。いったいどうやってメンバーに指示を出しているんだろうと思うくらいです。ぜひチェックしてみてください。

さて、KOSMIC、10月のライブは二本あります。
10/7の渋谷O-nestと、10/17のこれまた渋谷の音楽喫茶SMiLEです。
O-nestの方はドラム+ベース+エレギのエレクトリック編成で、踊りたい人向け。SMiLEの方はドラム+アコギ+エレギのアコースティック編成で、じっくり聞きたい人向けです。もし両方来ていただければ、今年いっぱい乗り切れるほどのビッグなエナジーを注入できること、お約束いたします!

明るいニュースの少ない昨今です。

音楽を、生活を照らす光にしてください。

ありがとうございました。





10/7 (火) at Shibuya O-nest
Open : 18:30 / Start : 19:00 (KOSMICの出番は21:10頃)
Ticket : ¥2000 (前売) / ¥2500 (当日) +1ドリンク (¥500)
Line Up : Za Feedo / YakYakYak / KOSMIC / eimie
Address : 渋谷区円山町2-3 6F
Tel : 03-3462-4420
Website : http://shibuya-o.com/nest/2014/10

10/17 (金) at Shibuya 音楽喫茶SMiLE
0pen : 19:00 / Start : 20:00
Charge : ¥1000+1ドリンク (¥500)
Line Up : KOSMIC / 無人島レコード
Address : 渋谷区宇田川町11-11 柳光ビル本館3階
Tel : 03-6416-3998
Website : http://udagawasmile.com

新作PV「WHAT IS LIFE」公開中

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2014年8月24日日曜日

リバティベル・ストーリー、そして8/21のライブのこと

リバティベルには本当にお世話になった。今から8年ほど前のことだ。引っ越したばかりの僕は近所を歩いていると、甲州街道沿いにこつ然と現れたリバティベルを発見したのだった。

奥のステージではカントリーバンドが演奏していた。ミュージシャンもお客さんもみなテンガロンハットにジーンズという出で立ち。会場は超満員だった(ように記憶している)。手拍子を叩いたり、みな楽しそうだ。笑顔が溢れている。この唐突にアメリカンな雰囲気はなんなんだ?と立ちつくしていると、中にいたお客さんの一人が僕に気がついて、君も仲間に入れよ、とでもいうように手招きをした(ように記憶している)。

当時、僕は弾き語りでライブの出来る場所を探していて、しかもアメリカン・ルーツ・ミュージックに傾倒していた。「ここはもってこいだ、家からも歩いていけるし」とさっそく連絡を取り、後日レパートリーを書いた紙を持って伺った。

アメリカン・ルーツ・ミュージックというのは、20世紀前半にアメリカ南部で発展した黒人のゴスペル、ブルース、白人のカントリーなどの音楽のことで、それらは現在のポピュラー・ミュージックの元になっている。もしアナタがギターかピアノを使って歌詞とメロディーのある3分ばかりの曲を書こうと思ったら、それらの音楽を知っているか知らないかに関わらず、影響を受けないことはむつかしい。

僕のレパートリーはカントリーばかりではなかったし、オリジナルもやるので、受け入れてもらえるかどうか少し心配だったが、オーナーのケン川越さんはこころよく出演を承諾してくださった。コネもないのに、いきなりノルマなしにワンマンライブが出来る所など、東京中どこを探してもここ以外にはない。それから約2年あまりの間、2ヶ月に一回のペースでリバティベルのステージに立った。まだ自分の歌声に自信の持てなかった僕にとって、それはいわば修行の場だった。お客さんにはその修行に無理やりつき合わせたことになるが、なにやら尋常でないひた向きさは見ていてそれなりに興味深かったのではないかと思う。なにしろワンマンである。二部構成にしたり三部構成にしたりしながら、同じ曲を何度も歌ったりもした。同じ曲を何度も聞かされる側としてみれば結構しんどかったのではないかと思うが、当時の僕はアメリカ音楽の伝道師にでもなったような心境だった。これが偉大なるアメリカン・ミュージックであり、ここはリバティベルである、そして僕はこの時代のボブ・ディランなのだ、とまったくもって誇大妄想症的な強引さで押し切った(ちなみに誇大妄想症の方はいまだに治っていない)。

アメリカ音楽の養分をたっぷりと吸収し、オリジナル曲もしだいに完成させていった僕は(つまりステージでは未完成のまま演奏していた)、ついに念願のバンド・サウンドへのオリジナル曲の移植を実現すべくバンドを結成した。これが第一期KOSMICバンド。今回ベースで参加してくれた平賀敦哉さん(通称あっちゃん、従兄弟です)はこの時のメンバーだ。バンド結成にともない、弾き語りライブを続けていく理由のなくなった僕は、リバティベルといったんお別れをすることを決心した。ケン川越さんとキャンディ岡田さんには、必ずまた戻ってきますと約束して、最後のライブを行った。この日、最初に歌った曲はレナード・コーエンの「Bird On Wire」だった。

そして、約束を果たすべく馳せ参じたのが今回の凱旋ライブである。いや凱旋ライブというほど派手なものではないのだが、個人的には思い入れがあるのだ。

現在、KOSMICはドラマーのスガタノリユキ、ギタリストのコウノハイジとともに第二期KOSMICバンドを組んで毎月一回のペースで都内のどこかでライブをやっている。今回はドラマーのスガタさんが他のバンドの仕事で参加できないということで、それをきっかけにしていろんな友達に声をかけてみた。一人でやるより大勢でやった方が見栄えが良いし、長丁場でも間のびしないですむ、と勝算もはたらいた。題して『KOSMIC and Friends』。まずはドラマーの奥村純さん(通称おくにゃん、occurpooというバンドをメインに活動しています)に声をかけてみた。僕がソロ活動を始める前に組んでいたバンド、DIONYSOSでのパートナーである。ありがたいことにふたつ返事で引き受けてくれた。一度は同じ夢を追った彼と十数年ぶりにまた同じステージに立つのは、ほとんど別れた元かみさんと久しぶりに再会して「もう一度友達からよろしくお願いします」と言っているようなくすぐったさだった。それから第一期KOSMICバンドからベースの平賀敦哉さん(残念ながら本番では一曲しか参加出来なかったけど)。そしていつも機材面のバックアップで大変お世話になっている中村眞一さん。今年のローリング・ストーンズ公演で出会って以来知り合いになった山本祐紀くん。ギターは毎月のライブでおなじみのハイジくん。みなこころよくこの企画に賛同してくれた。リハーサルもたいしてしていない即席バンドだったが、でもそれにしてはなかなか乙にいった演奏だったように思う。小さなステージにところ狭しと並んで全員で演奏した「I Shall Be Released」はこの日のハイライトだった。贅沢で、幸せな一時だった。

そして、ご来場くださったみなさん。本当にどうもありがとうございました!

今回はミュージシャンも、突然の申し出にこころよく賛同してくれる優しい人たちばかりだったが、来てくださったお客さんも不思議と優しい方たちばかりだったように思う。みなさんの見守るような愛を感じながら演奏した。いつものKOSMICのライブはもっとずっとアグレッシブにどうだ~!と空気をかき回してオーディエンスももっとやれ~!と応えてくるようなハードな演奏になるのだが、それとはずいぶんと違った感触の演奏になった。やはりライブほど「時」と「場所」の不思議さについて考えさせられるものはない。今生きているこの一瞬一瞬がかけがえのない人生の「時」であり、そうして生きているそれぞれの人間たちがそれぞれの「時」の中で交差し合う点としての「場所」・・・WHAT IS LIFE?・・・(と、いつもの習性で頭の中は哲学的な迷宮の中へ・・・)。

この日の模様は、撮影に来てくださったフォトグラファー有馬朋子さんの写真や動画などとともに、後日、英語版ブログの方でまた紹介させていただきます。

次回のライブはレギュラーのラインナップに戻って9/13(土)下北沢モナレコーズにて18時30分からです。

どうもありがとうございました。


                                                  photos : rumi nakamura




KOSMIC and Friends

~Originals and Covers~


SET LIST  PART 1 (ORIGINALS)

1 YOU AIN’T GOIN’ NOWHERE (Bob Dylan)
2 OL’ TOWN STREET PARADE
3 MIDNIGHT ZOO
4 OUT INTO SPACE
5 DOLPHINS
6 ONCE (Solo)
7 QUESTIONS
8 RADIO MOTHERSHIP
9 MR. FREEDOM

KOSMIC on Vocal, A.Guitar, Bass, Keyboard 
Performed with :
Jun Okumura on Drums, Chorus
Haiji Kohno on E.Guitar, Chorus
(Except”ONCE”)


SET LIST  PART 2 (COVERS)

1 THUNDER ROAD (Bruce Springsteen) (Solo)
2 PEGGY SUE (Buddy Holly) (Solo)
3 CRAZY FOR YOU (Madonna) (Solo)
4 SATELLITE OF LOVE (Lou Reed) (With Jun Okumura)
5 熟女の唄 (Performed by Yuki Yamamoto)
6 恋するカレン (大瀧詠一) (Performed by Yuki Yamamoto)
7 LEAN ON ME (Bill Withers) (Solo)
8 BLUE SUADE SHOES (Carl Perkins) (With Jun Okumura, Haiji kohno)
9 I SHALL BE RELEASED (Bob Dylan)
   (With Synichi Nakamura, Atsuki Hiraga, Yuki Yamamoto, Jun okumura, Haiji Kohno)
10 RUBY'S ARMS (Tom Waits) (Solo)

KOSMIC on Vocal, A.Guitar, Keyboard
Jun Okumura on Drums, Chorus
Haiji Kohno on E.Guitar, Chorus
Yuki Yamamoto on Vocal, A.Guitar
Synichi Nakamura on Vocal, A.Guitar
Atsuki Hiraga on Bass



リバティベルのWebsite

ドラマーの奥村純さんがやっているoccurpooのWebsite

山本祐紀くんが歌ってくれた「熟女の唄」の宅録バージョン

新作ミュージック・ヴィデオ「WHAT IS LIFE」公開中!

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2014年6月12日木曜日

6/10 KOSMIC Live at Yoyogi Zher the ZOO




                                        photos : synichi nakamura



 Thank You for Coming!!!
  ご来場くださったみなさん
 ありがとうございました


SET LIST

1 HAPPY BIRTHDAY TO YOU ( for Chika and Taala )
2 RADIO MOTHERSHIP
3 OL' TOWN STREET PARADE
4 OUT INTO SPACE
5 MIDNIGHT ZOO
6 WHAT IS LIFE
7 QUESTIONS
8 MR. FREEDOM
9 ( What's So Funny 'Bout ) PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING




6月10日、代々木ザーザズーにあつまってくれたKOSMICの大きなともだちと小さなともだち、どうもありがとう!

小さなきみたちのまえでえんそうするのははじめてだったから、楽しんでもらえるかどうか少ししんぱいだったけど、とちゅうからみんなノリノリになってくれたね!KOSMICも、ドラムをたたいていたノリユキお兄さんも、ギターをひいていたハイジお兄さんもすごく楽しかったです!楽しすぎていつもより長くえんそうしてしまって、あとでお店の人におこられちゃった!

さいしょは音が大きくてびっくりしたでしょ?でも、みんなで「イエ~イ!」ってさけんだり、手をたたいたり、おどったり、笑いあったりして、楽しかったよね。

こんどからもう少しちいさな音のアコースティックのライブもやっていきます。またぜひ見にきてね!

そして大きなともだちへ。
今回はたまたまライブの日がタアラとタアラのともだちのアベチカちゃんの誕生日とかさなったのでお呼びしましたが、プレゼントなどいろいろなお心づかいありがとうございました!ステージとおきゃくさんとのあいだに一体感があって、とてもしあわせな時間となりました。お子さまづれでないおきゃくさんからも「楽しかった!」と評判も上々でした。またぜひこどもたちをつれて遊びにきてください。

次回のライブは、渋谷宇田川町にある音楽喫茶SMILEにて、7/30です。


どうもありがとうございました。


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2014年4月25日金曜日

4/19 cross co., ltd. 30周年創立記念パーティー



デザイン&編集事務所「cross co., ltd.」の30周年創立記念パーティーにおじゃましました。

ほんとうに素敵なパーティーでした!

今回はおじゃましただけでなく、crossのご好意で、わが社書肆まひまひの展示ブースも会場内に出させていただきました。

書肆まひまひはKOSMICのレーベルmaimai recordsの母体であり、代表はアーティストであり母のナムーラミチヨです。俳人であり父の中村裕の著書とともに、CD、チラシ、ポストカードなどを陳列させていただきました。KOSMICのデザインを担当している妻の中村ルミ、レーベルロゴを描いた息子の太亜良とともに、書肆まひまひメンバー全員で参加するはじめてのイベントとなりました。

会場の青山ダイアモンドホールはとても豪華なところで、出された料理も一級品。この規模のパーティーとなれば著名人/有名人などをわざわざ呼んで無理に豪華に見せようとするのがふつうと思うのですが、そこはcross、代表の太田さんが挨拶でも言われていたように、人と人との交差点(クロス)でありたいというその会社精神のとおり、会場に集まっているのは長い月日の間に心と心でつながりあった人たちばかりであることが、新参者の目にもよく分かりました。その自然体なところが、かっこいいな、と思いました。
 
素敵な出会いがいっぱいありました。

KOSMIC!紹介したい人がいる!」と太田さんに声をかけられてお会いしたのがこの日演奏をしたThe Day Sweetのお二人、扇田裕太郎さんと多田暁さんでした。扇田さんは聴き心地のいい素晴らしい声をもったシンガーで、ギタリストとしても活躍しておられる実力派のミュージッシャン。多田さんは米米クラブのメンバーだったこともあるトランペッターで、バート・バカラックのようなフレーズを奏でていました。太田さんがThe Day Sweetに出会ったのは、近所の蕎麦屋で演奏をしているときだったのだそうです。このあたりもcrossらしいですね!

ニューヨーク在住中ジャズ・ギタリストのパット・メセニーの専属カメラマンとして仕事をされていた写真家の平山順一さんともお知り合いになることができました。この日は、太亜良(7才)にカメラを持たせたのですが、あまりにも熱中して撮るので、その姿を見た平山さんが声をかけてくださり、プチ師弟関係のようなものが生まれて、なんと最後の集合写真は太亜良がシャッターを押させていただきました!弱冠7才ではありますが、将来は冒険家となりアフリカに行って動物の写真を撮るんだと夢見ている少年にとって、いい経験になったと思います。平山さん、どうもありがとうございました!

そしてその平山さんが紹介してくださったのがFUBUKIの角川英治さんでした。たまたまお隣のブースだったこともまた奇遇でしたが、アーティストのためにスペースを提供しているほかさまざまのユニークなビジネスを展開していらっしゃる方です。部類の音楽好きということが分かり、音楽好きにしか分からないマニアックな話に花が咲きました。青山のスペースではぜひいちどなにか企画を実現させたいと思っています。

crossの社員の方たちとは会場でほんのひととき小さなお手伝いをさせてもらっただけですが、みなさんとても感じのいい方たちばかりでした。

crossがクロス(交差点)であることの意味はこれからもはかりしれないのではないでしょうか?

参加させていただいてよかったです。


ありがとうございました。


KOSMIC Official Website
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二ューアルバム『KOSMIC』のご購入はこちらから(現在、ダウンロード販売のみ)
amazon mp3
http://www.amazon.co.jp/Kosmic/dp/B00IS4MQRU/ref=sr_1_2?s=dmusic&ie=UTF8&qid=1395208824&sr=1-2&keywords=kosmic
iTunes
https://itunes.apple.com/jp/album/kosmic/id834068134
(CDはライブ会場で販売しております) 


2014年4月15日火曜日

4/10 KOSMIC Live at Yoyogi Zher the ZOO


                               design : rumi nakamura






  Thank You for Coming!!!

ご来場くださったみなさん

ありがとうございました




SET LIST

RADIO MOTHERSHIP
2 WHAT IS LIFE
MIDNIGHT ZOO
4 OUT INTO SPACE
5 INDEPENDENCE DAY
OL' TOWN STREET PARADE
7 QUESTIONS
8 MR. FREEDOM

PERSONNEL :

KOSMIC - Bass.Vocal
Noriyuki Sugata - Drums
Satoshi"Haiji"Kohno - Guitar





新生KOSMICバンド第二回目のライブということで、第一回目の前回よりもすこし肩の力を抜いてステージに挑むことができました。今回はサウンドチェックも三人そろって行ないました。

でもだからといって、前回よりもいい演奏ができたかというと、そういうわけでもなかったかもしれません。


このあたりがやはり生ものであるライブの面白いところですね。


パキッとまとまった演奏ができたぶん、ムンムンと溢れだす熱量は前回の方が勝っていたように思います。とにかく前回とは感触の違うライブでした。でも前回よりもいくぶん余裕をもってステージを楽しむことができたのはよかったです。お客さんのなかには前回の方がよかったという人もいれば、今回の方がよかったという人もいらっしゃいました。ライブの良し悪しは、演奏する側のコンディションはもちろん、聞く側のコンディションにも左右されるのかもしれませんね。


いまのKOSMICバンドの演奏は、未完成といってしまえばそれまでですが、細かいところまで決めない緊張感をステージに持って上がれているところに面白味があると思います。ロックバンドのライブは、演奏がバシッと決まっているというだけではもの足りないと思うのです。

先日、ローリング・ストーンズの東京ドームでのライブに行ってきました。ぼくが行ったのは2/26の初日のライブでしたが、初日だったせいもあってか、PAも含めてかなりガタついた音のヨレヨレのロックショウでした。でも、ときおりキースのギターが神懸かった音色を奏でていました。ひさしぶりに生のストーンズを目の当たりにした観客の緊張感も作用していたかもしれません。聞くところによると二日目以降の演奏はもっとまとまりのあるものだったとのことですが、初日のあのスリリングなライブを体験できたことはあれはあれで貴重だったと思っています。

べつにストーンズに自分たちを重ね合わせるつもりはなかったのですが(笑)、機械的に毎回同じ演奏をすることほどつまらないものはないと思います。足を運んでくださるお客さんに、今ここでしか鳴っていない音を体感してもらいたいのです。やはりライブというのはお客さんとともに作りあげる空間です。毎回違った演奏をしてこそ一人前のロックバンドだと思います。

だからこそストーンズのように継続していくことが大切なんですよね!これからもKOSMICは毎月ライブを敢行していきます!

半人前であることが、それゆえにこそ、一人前となるのです!…わけのわからない言い方で思わず力んでしまいました。

いや〜それにしても、ひさしぶりに会うK氏が突然乱入(?)してきたときにはびっくりしました。ああしたリアクションは演奏する側としてはいつでもウェルカムなので、ぜひいいお手本にしていただいて(笑)、盛り上がりたい方はガンガンに盛り上がってください!あ、でも静かに盛り上がりたい方は静かに熱狂してくださいね。

さて、次回はどんなライブになるでしょうか?

ギター担当のハイジくんによれば、次回からはマーシャルのギターアンプを導入するとのことです。マーシャルといえば、ジミ・ヘンドリックスが使用していたことでも有名なデカくて野太い音を出すアンプ。よりハードに暴れまくる演奏になるのではないかと予感しておりますが、さてどうなるでしょう?

次回ライブは第一回目と同じ渋谷O-nestで5/26です。

ありがとうございました。



Featuring
Noriyuki Sugata(Dr)
Satoshi"Haiji"Kohno(G)
KOSMIC
5-26-2014 MONDAY
TSUTAYA O-nest
Shibuya
Door@18:00
Showtime@18:30
Ticket: ¥2,500 ドリンク別(前売¥2,000)
http://shibuya-o.com/nest/2014/05
渋谷区円山町2-3 6F   Tel: 03-3462-4420


詳細は決まりしだい、メール、FACEBOOKTwitterなどでお知らせいたします。



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(CDはライブ会場で販売しております) 

2014年3月19日水曜日

3/14 KOSMIC Live at Shibuya O-nest


                                                                                                                                                         photo : masashi nagasaka


                               design : rumi nakamura



                                                                                                                                                       photos : tomoko arima





          


  Thank You for Coming!!!
ご来場くださったみなさん
ありがとうございました




SET LIST

1 OL' TOWN STREET PARADE
2 WHAT IS LIFE
3 QUESTIONS
4 OUT INTO SPACE
5 INDEPENDENCE DAY
6 MIDNIGHT ZOO
7 RADIO MOTHERSHIP
8 MR. FREEDOM

PERSONNEL :

KOSMIC - Bass.Vocal
Noriyuki Sugata - Drums
Satoshi"Haiji"Kohno - Guitar





2009年7月14日の新高円寺CLUB LINER以来、じつに4年8ヶ月ぶりのステージだった。しかも今回はバンドメンバーを一新、楽器も手なれたギターからまだ覚えたてのベースに持ちかえて挑んだ。不安がなかったと言ったらもちろん嘘になる。

当日14時30分、会場の渋谷O-nestに到着する。観客として来たこともなければ、ステージにあがったこともない。本番前のサウンドチェックはほかのメンバーの都合がつかなかったので一人で行なった。開場は18時30分、出番は19時40分。待ち時間が長すぎる。外に出てラーメンなど食いながら時間をつぶした。

18時20分、ドラムのスガタさん到着。19時00分、ギターのハイジくん到着。ふたりに今日のステージの流れを説明しながらも、このライブどう転んでもおかしくはないぞ、という不安感はまだ拭いきれなかった。でもそんな不安感は、ステージにあがって、会場に集まってくれたたくさんのお客さんが発している"liveを楽しみにきた!"というヴァイブレーションに触れた瞬間にどこかにふっ飛んでしまった。緊張感がネガティブなものからポジティブに変わった。

曲をはじめる前に軽く音あわせのためのジャムをやる。これが結構いい感じだった。あとはただ無我夢中で演奏しただけなので、言葉で表現できることはあまり多くない。

でもこれだけは書いておきたい、ということがある。

ドラムのスガタさん、そしてギターのハイジくんの演奏は本当にたのもしかった。これほどまでにバンドに守られながら、盛りあげられながら、助けられながら演奏したことは、いまだかつてない。本当にこのふたりのミュージシャンとしてのプレイアビリティと勘の良さには脱帽する。

ベースを弾きながら歌おうときめて、ふたりに話を持ちかけたときぼくが頭に思い描いていたのは、少し奇妙な違和感とちょっとやそっとじゃ飲み込めない異物感を漂わせつつ、異様な気迫の演奏とグルーヴとで観客をグイグイと引き込みながら踊らせるような、ハードでアグレッシブなパフォーマンスだった

あの日、あの場所で鳴っていたのはまさにそんな感じの音ではなかったかと思う。

スタジオでリハーサルをしているときからかなりいい線いっているとはわかっていた。でもあの夜、あそこで、はじめてひとつのバンドが生まれたという気がする。会場もよかった。バンドマジックが起こりやすいように丁寧に音をひろいあげてくれる音響だった。そしてなによりもお客さんの反応が素晴らしかった。フロアとステージとのあいだに一体感があった。気持ちよさそうに体を揺らしながら聞いてくれるオーディエンスに向かって演奏するのは幸せだった。歓声がうれしかった。いいライブというのはいい音楽を楽しみにしてきたオーディエンスにミュージシャンが精一杯こたえようとすることではじめて実現するものだということをあらためて思い知らされた。なつかしい旧友や恩師との再会もあった。そもそも音楽というものがなければこのような場が成立することじたいめったにあるものではない。そう思うと、やはり音楽が持つ力というものは計りしれない。人と人とをつなぐ力が、音楽にはあるのだ。

これからは自分の中心に音楽を置くのではなく、音楽の中心に自分を置きたいと思った。

大げさな言い方かもしれないが、世界が変わった夜だった。

終演後、ふたりのメンバーと話すとそれぞれに今夜の演奏に新たな発見をしたようだった。いやこの3ピースという編成、相当に面白い。音に隙き間があるからこそ、やるたびに毎回違った化学反応を起こすようなスリリングなライブをやっていけるのではないかと思う。だからみなさん、これからもみなさんの期待にこたえられる最高のライブができるよう精進してまいりますので、ぜひまた見にきてくださいね!次回は代々木ザーザズー 4/10です!ありがとうございました。


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俳人の佐藤文香さんが3/14のKOSMICのライブについてご自身のブログで書いてくれました。
http://satoayakatoboku.blogspot.jp/2014/03/314kosmic.html